心理学で時間管理!短時間で多くの仕事をこなす方法

「できなかった」より「できた」がスピードアップへ

現代社会における仕事環境は悪循環を起こしやすく、やるべき課題が多すぎるために、その半分もこなせない事がほとんどです。「あれもこれもやらなきゃ」と仕事を始めたものの、「あれもこれもできなかった」とサービス残業をしたり、自分自身のことを「ダメ人間」と感じたりで、うつ病の原因にもなりかねません。100年以上前の事になりますが、心理学を利用した方法で定時に仕事を終了し、効率をアップする方法を取り入れた企業がありました。しかも、定時になった時に「できなかった」より「できた」と思える方法です。簡単に言えば、できもしないほどたくさんの事を一日で終えようとしないで、一番大切なことから順番にやり遂げていく方法です。それにより、飛躍的に従業員の仕事量がアップしたのですから驚きです。

アイビー・リー・メソッドとは

取り入れられた心理学はのちにアイビー・リー・メソッドと名づけられましたが、それは今でも効果が認められていて、導入する企業が多くあります。一人一人の従業員に前日に6つの事を書かせ、翌日にそれを実行させるというものです。書く内容は、自分で一番大切だと思っている仕事です。6つ書いたら、大切な順に1から6までの数字を付けていきます。そして、翌日には1番から順に仕事を終えていくわけですが、1つの仕事が終わるまでは他の仕事に絶対に手を付けないというのが条件になっています。1つ終わったら2つめ、それが終わったら3つめと進んでいきますが、なかなか6つまでは終わることができません。ですが、定時になったらできなかった残りの仕事はすべて忘れて、翌日やるべき大切な仕事をまた6つ書き出します。そこで大切なのが「全部できなかった」と思う事よりも、「一番大切な仕事を最後までやり遂げた」と思う事。自分を認めていくことが翌日の生産性を上げ、スピードをアップしていけるのです。「結果が良ければすべて良し」ですね。

自分を認めることでデキル人間になる

「あれもこれもできなかった」という思いを引きずる人は多いでしょう。引きずってしまうと精神状態が落ち込んでいき、さらに仕事のスピードを奪ってしまいます。スピードアップして短時間で仕事を終了し、スッキリとした気持ちで家に帰りたいと思っても、現実には不可能なもの。ですが、上司がこのアイビー・リー・メソッドを知らなくても、自分の中だけでも活用してみましょう。そして「できなかった」事よりも「一番大切な事をやりきった」という事を、自分で認めてあげましょう。他人と自分を比べてはいけません。自分で自分を認めていく事で、実力を伸ばしていけるでしょう。

心理学の大学とは、心理学を学べる大学のことです。心理学部や心理学科があり、その学部・学科で心理学を学べる大学もあれば、心理学部や心理学科はないけれども授業で心理学を扱っている大学もあります。